課題解決実績

過去ご要望に応え 改善し、現在生産中の精密部品を纏めています。
ご質問などがあれば、お電話、又は、お問合せフォームより送信ください。

過去の課題解決などの実績

インジェクション金型:アンダーカットのある成形品

スライドコア加工方式と傾斜ピンの角度について

アンダーカット(コアまたはキャビ面にある突起物)が、パーティング(コアとキャビの境界:金型を開くライン)面より、上または下に付いている場合、スライドコア加工方式にてほとんどの成形品の問題を解決できます。

スライドコア加工方式とは、コア側(内側)に問題のある箇所があれば、その部分だけ、スライド(移動)させる部分を加工し、傾斜ピンの角度によって、問題無く成形品を取ることができます。

 

傾斜ピンの角度は、突起物が大きければ大きいほど角度と太さを大きくします。

標準では、30°~60°、⌀ 15~⌀ 30が普通です。

 

もし、アンダーカットがわずかな成形品の場合では、PP樹脂を使用することで、ほとんど問題無く、取ることができます。

 

 

 

お問合せは、
電話 072-958-2549

 

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インジェクション金型:内側にネジ加工のある成形品の金型制作方法

①モーターラック式金型

内側のネジ加工部分は、金型が開く前にモーターラック(回転するモーターをラックで固定したもの)を作動させ、内部を移動、ネジ部が壊れないように金型を先に開きます。

その後、全体の金型を開き、成形品を取り出す方法です。

(問題点:成形時間が長いことと、コスト面で高くつきます)

 

②内スライド式の金型

コア側(内側)に4カ所のネジ部を内スライド加工し、金型全体を通常の動きだけで、成形品を取る方法です。

成形時間が短くなり、コスト面でもかなり安くなるので、お勧めです。

内スライド式金型のイメージ

 

 

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ステンレスからABS樹脂への変更で課題解決!

ABS樹脂

病院内で使用するボンベ等を乗せるキャスターの部品は、本来、ステンレス製がほとんどでした。

今回、発注いただいた酸素ボンベなど重い物を乗せるキャスターの場合は、移動時に大きな音が発生するので、改善しなければなりませんでした。

 

ステンレスから合成樹脂に変更

音の問題は解決しましたが、

しかし、強度面では、かなり落ちてしまいますので、合成樹脂にガラスを入れることにより強度を上げることにしました。強度テストは、PPガラス30%入り、6ナイロンガラス30%入り、ABSガラス30%入り、ポリカーボネイトガラス30%入りなど4種類の合成樹脂で実施しました。

 

ところが、重量が重くなってしまい、病院内で看護士の方たちが、使用するには不適当でした。

 

 

製品の重量を軽く

再度、別の仕様に変更することを検討し、金型に数カ所リブを追加(写真参照)することにしました。

 

また使用する合成樹脂は、ABS樹脂を採用し、全体の肉厚を当初6㍉の予定から3㍉まで落とし、重量面でも半分以下に改良できました。

 

製品コストの引下げ

そして、単価面でもステンレスに比べると10分の1に抑えることができました。

 

弊社では、課題解決だけでは無く、コスト面でもご要望に添うよう、努力しています。

 

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老朽化した金型の対処法について

成形後の加工

成形品の両側に⌀3.2の穴があり、⌀3のシャフトを通すバケット生産の金型ですが、30年以上経っている金型ですので、老朽化しています。
そのため、寸法上の問題が発生しました。そこで、成形後のドリル(ボール盤)加工を追加し、寸法公差内に収めることができました。

 

その他の古い金型でも、

冷却装置の老朽化

冷却装置関係が老朽化し、水漏れ等が何度も発生しているものもあります。

その場合は、冷却タンク及び、パッキンの再加工を実施し、対処しています。

 

金型のパート面、バリ発生

またパート面についても老朽化で、かなりのバリが発生します。

その場合は、金型のスライド及びコアのプレイト面を研磨及び、ガス抜き加工を実施し、見違えるような製品を納入できます。

 

傾斜ピンの交換

スライドコアについては、老朽化により、傾斜ピンが折れたり曲がったりすり減ったりしてしまい、多数回交換することで対処しています。

 

このように弊社では、課題発生ごとに鋭意工夫し、問題解決する努力をしています。

 

但し、本来自社製品の金型の場合は30万ショット又は、3年周期で金型全体の部品交換及び、リフレッシュを行います。

 

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廃棄金型について

休眠金型(7年以上生産使用していない金型)の整理を年に1回~2回実施しています。

 

7年以上受注生産のない製品でも時折、必要なこともありますので、廃棄についてはいろいろと問題があり、慎重に対処しなければならず、大変です。

 

また1年以上協力会社預けで生産していない金型は、月々一面当たり、1,000円~5,000円の保管料を支払わねばなりません。

これは2年前、行政から指導がありました。

 

故に弊社では、できる限り、弊社川面倉庫にて休眠金型を保管しています。

※休眠金型でお困りのことがあれば、安価にてお預かり受け致しますので、お気軽にご相談ください。

 

 

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