老朽化した金型の対処法について

成形後の加工

成形品の両側に⌀3.2の穴があり、⌀3のシャフトを通すバケット生産の金型ですが、30年以上経っている金型ですので、老朽化しています。
そのため、寸法上の問題が発生しました。そこで、成形後のドリル(ボール盤)加工を追加し、寸法公差内に収めることができました。

その他の古い金型でも、

冷却装置の老朽化

冷却装置関係が老朽化し、水漏れ等が何度も発生しているものもあります。

その場合は、冷却タンク及び、パッキンの再加工を実施し、対処しています。

金型のパート面、バリ発生

またパート面についても老朽化で、かなりのバリが発生します。

その場合は、金型のスライド及びコアのプレイト面を研磨及び、ガス抜き加工を実施し、見違えるような製品を納入できます。

傾斜ピンの交換

スライドコアについては、老朽化により、傾斜ピンが折れたり曲がったりすり減ったりしてしまい、多数回交換することで対処しています。

このように弊社では、課題発生ごとに鋭意工夫し、問題解決する努力をしています。

但し、本来自社製品の金型の場合は30万ショット又は、3年周期で金型全体の部品交換及び、リフレッシュを行います。

株式会社ヤマト

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